大会展望
男子

 


東海大学#1
金子隆行
 


筑波大学#1
三上圭治郎
 


 

順天堂大学#1
佐別当賢治

 今年の優勝候補筆頭に挙げられるのは、関東1部春秋リーグ戦を制し、5月の黒鷲旗では大学勢として18年ぶりの準優勝を成し遂げた東海大学である。一年生からチームのみならず大学バレーを牽引してきたキャプテン金子隆行(4)、センター転向後更なる進化を遂げた富松崇彰(4)、速さと巧さを兼ね備えたレフト高橋和人(4)、超大型セッター王金剛(3)、将来を嘱望されるスーパーエース清水邦広(2)らがスタメンを固め、控えにも有力選手を多数擁する東海大学の前に死角はない。チーム一丸となって3年ぶりの大学日本一を目指す。
 追う関東勢は、昨年の覇者筑波大学、秋季リーグ戦で台風の目となった古豪日本体育大学、コンビバレーで上位に定着した順天堂大学などが挙げられる。
筑波大学は昨年度チームの主軸であり、現在は全日本として活躍する石島雄介の抜けた穴を埋められず、今年は苦戦が続いたが、キャプテン三上圭治郎
(4)、エース志賀崇(4)ら経験豊富なメンバーも多く、優勝を狙える力は十分備えている。
 日本体育大学は秋季リーグ戦で5季ぶりの1部復帰を果たし、開幕戦から筑波・東海の二強を破るという波乱を演出、男子1部に日体旋風を巻き起こした。攻守の軸キャプテン米山裕太
(4)を中心にインカレでも旋風を巻き起こし、13年ぶりの優勝を狙う。
 順天堂大学の強みはなんと言ってもキャプテン佐別当賢治
(4)を中心とした粘り強いレシーブを起点に展開されるコンビバレーである。2mを誇るセンターの高さ、エース松原広輔(3)の速さは、他チームにとって大きな脅威となるだろう。
またシード校に名を連ねている早稲田大学や中央大学、国際武道大学も上位進出が期待される。
 西日本も目が離せない。秋季リーグで2季ぶりに関西リーグを制した大阪産業大学、西日本インカレの覇者近畿大学、黒鷲旗で東レを破った大阪商業大学、昨年度今大会において関東勢以外で唯一のベスト8入りを果たした東亜大学も優勝候補に挙げられるだろう。
 大阪産業大学は昨年度の全日本インカレにおいてグループ戦で東海大学を破る波乱を演じたものの、ベスト8入りを果たすことはできなかった。その雪辱を胸に秘め、高さのあるセッター・キャプテン大竹貴久
(4)、今季急成長し優勝の原動力となった万松松(3)、小柄ながら巧さのあるエース山本直樹(4)らを中心に今大会では優勝を狙う。 
近畿大学は秋季リーグでは2位に終わったが、チーム全体がこのインカレに照準を合わせてきた。チームの要キャプテン藤沢秀起
(4)、レシーブに安定感がついたレフト巴特(4)、器用さとスピードを併せ持つセンター塩大地(4)らを中心に悲願の日本一を目指す。
 大阪商業大学の注目はキャプテン井上崇昭
(4)、國近公太(2)の両エースである。特に國近のパワーとセンス溢れるスパイクは黒鷲旗でも東レのブロックを粉砕し、その強さを見せ付けた。その強力な爆発力で今大会での大躍進が期待される。 
 東亜大学は、今年度序盤はなかなか結果が出ずに苦しんだものの秋リーグ以降調子を上げてきている。去年からレギュラーとして活躍し、パワー溢れるスパイクが魅力のキャプテン高取諒平
(4)をはじめ、ジュニア代表のキャプテンを経験し大きく成長した松崎廣光(2)、同じくジュニア代表を経験した筧本翔昂(1)、坂梨朋彦(1)を中心に今年こそセンターコート進出を目指している。
 他にも、東北王者東北学院大学、秋リーグ戦で失セット0の完全優勝を遂げた中京大学、九州の壁白澤健児擁する福岡大学といった各地域の秋季リーグ優勝チームも虎視眈々と上位進出を狙っている。