ミキプルーンスーパーカレッジバレー2003
平成15年度 第56回 秩父宮賜杯 ・ 第50回 秩父宮妃賜杯
全日本バレーボール大学男女選手権大会


注目の5試合をピックアップ!!

 

 

男子準々決勝
Cコート1
試合目 

東海大学 対 中央大学

 

中央大学の大砲#1松永理生がまずは東海大学に強烈なサービスエース、ブロックと先制攻撃。序盤3−7と東海大学を一気に離しかかるが、天井高く上がったボールがライトと重なり見失うなんとも不幸な事故が2回。そこを、秋季リーグ優勝と乗りに乗っているさすがの東海大学はそのミスを見逃さず一気に中盤に逆転しそのまま1set目を奪い取る。

 続いて2set目は、一進一退の攻防か繰り広げられる事となる。東海大学#35、1年富松崇彰が東日本インカレで見せた前から後ろからと大車輪の活躍。それに対抗すべく、中央大学も全員バレーで次々と高レシーブを連発する。それを中央大キャプテン#1松永が決め東海大学に引きちぎられないよう喰らいつく。東海大、ここまで大活躍の#35富松崇彰だが19・20点目と連続ミス、そして中央大に一時リードを取られるが、ここで東海大の守護神#2酒井大祐のスパーレシーブを連発し、そしてミスター東海大#1阿部裕太の華麗なトス回しから、危機を脱し2set目を奪取する。

 2−0と東海大ベスト4へ王手をかけ迎えた第3set目、今日ここまで大爆発の東海大#35富松崇彰が強烈なサーブからサービスエース。また、ここまでなんとか粘りを見せてきた中央大だが、東海大学の圧倒的な高さとパワーから上昇軍団中央大学も最後は25−21で敗れた。

 

 

男子準々決勝
Cコート
3試合目 

日本体育大学 対 亜細亜大学

 

 

関東1部同士の戦いは、息の抜けない試合となった。第1セットは、終盤大事な場面で亜細亜大に連続サーブミスがでて、25−22で日体大が先取した。

第2セットは序盤から中盤にかけて亜細亜大がリードするが、終盤に日体大が追いつきジュースに持ち込んだ。亜細亜大はエース町野にボールを集め粘る日体大を振り切り31−29でセットを取り返す。

第3セットは日体大が終盤までリードするが亜細亜大に追いつかれ第2セットに続きジュースになるが今度は日体大が亜細亜大を反撃を抑え27−25でセットを取った。

第4セットに入ると序盤から一進一退の攻防が続くが、中盤に亜細亜大がリードするとそれ以降は安定したバレーを展開した亜細亜大が25−18で取った。

第5セットは日体大の2連続ポイントからはじまるが、亜細亜大も負けじと喰らいつき互角の展開となるが、終盤に亜細亜大が町野にボールを集めたところを日体大がブロックで押さえ込み15−9で最終セットをものにした。

 

 

男子準々決勝 
Cコート第4試合
 
法政大学
  
大阪商業大学

 

若さと高さの法政大学と伝統のコンビバレーを展開する大阪商業大学の戦い

第1セット序盤は、大商大が得意のコンビバレーでリードする。しかし法政大は、サウスポーエース5番・今を効果的に使いリズムをつかむ。さらに法政大1番キャプテン・鈴木寛が大商大ブロックの上から次々とスパイクを叩き込み25−20で法政大が取る。

 第2セットは、第1セットを取り、勢いに乗る法政大が4番・福島のブロック、スパイクでリードする。中盤に入り、大商大が1番キャプテン・吉田のサーブ、井上のスパイクで一時逆転するが、最後は、法政大1番・鈴木寛が立て続けにスパイクを決め25−22で連取する。

 なかなか調子の上がらない大商大であったが第3セットに入り、高さのある法政大に対して、10番・山本、5番・大嶋のセンターからの速い攻撃をしかけると、息を吹き返し25−22で大商大が取り返す。

 続く第4セット、完全に立て直した大商大はミスを連発する法政大に対し、30番・井上、10番・山本のスパイクで着実に点数を重ね25−20で取りフルセットにも連れ込む。

 第5セットは、お互い意地と意地のぶつかり合いでどちらも譲らずジュースとなるが、最後は法政大9番・角田がスパイクを決め17−15で法政大が取り、ベスト4に名乗りを挙げ、関西勢で唯一ベスト8に残っていた大商大は、最後まで法政大1番・鈴木寛をとめることが出来ず涙をのんだ。

 

 

女子準々決勝

Bコート第1試合

東海大学 対 嘉悦大学

              

今大会一番の優勝候補の東海大学対嘉悦大学の注目の試合。関東学連1部同士、お互い今年度はすでに4回の対戦をしており、よくわかりあった相手との戦いである。

1セット、序盤は互角の戦い、どちらがとるともわからない、激しい攻防戦となる。そこを抜け出したのは嘉悦大だった。嘉悦大の武器の一つは、ほぼ全員が打つジャンプサーブである。サーブで東海をうまく崩し、嘉悦はそのまま持ちこみ、このセットを25−15と10点もの差をつけて奪い取った。

2セット、第1セット同様、点の取り合いとなった。流れを変えたのは、嘉悦大学5番の作田加奈子選手である。作田選手は攻守ともにレベルが高く、ユニバーシアードの候補選手に選ばれた実力者である。作田選手のスーパーレシーブで、嘉悦大は勢いにのり、リードを奪う。セット終盤、東海大のサーブミスもあり、第2セットも嘉悦大が第1セット同様の勢いでのりきった。嘉悦の主砲、全日本メンバーにも選出された経験のあるライト福田舞は前評判を裏切らない活躍ぶりである。

3セット、流れは嘉悦大のまま、東海大は第2セットには下げていた1年生エースの29番藤ア朱里をコートに戻し、挽回を試みるが、嘉悦大のペースを変えることができずに、第1・2セットの流れのまま試合は進行してしまう。終始、ペースを崩さず、攻守ともに安定していた嘉悦大が、ストレートで東海大を下した。

 

 

女子準々決勝

Bコート第2試合  

青山学院大学  東北福祉大学

 

日体大をストレートで破った東福大、広島大をストレートで破った青学大の戦いは、第1セット序盤、東福大センター・高橋智子の速攻で青学大のレシーブを崩す。しかし、青学大はエース・木村智香子のスパイクで波に乗ると第1セットを25−21で取った。

2セット目も青学大の勢いのまま、セッター・秋山美幸のトス回しからセンター陣を中心とした、速いコンビバレーを展開する。東福大もキャプテン・相蘇香奈、レフト・中谷琴恵にボールを集めるが青学大を崩す事が出来ずに25−15という点差で第2セットを奪われる。

3セット目に入ると更に青学大に勢いがつき、全員が強気で攻める。集中力を欠く事なくミスのないバレーを見せた青学大は、東北福祉大をストレートで破るという快挙を成し遂げた。